映像制作の裏側【インターン体験】

今回STEQQIでのインターンシッププログラムに参加することになった私たち5人。インターン初日は、初めて顔を合わせた国際色豊かなメンバーに、言語の壁もあったりで、先ず以て、それぞれの作りたい映像へのイメージをお互いに上手く伝えることができない。話し合いの中でも、メンバーみんなのアイデアを1つにまとめるのに、どう折り合いをつけていくのかがけっこう難しくて、それでも、このメンバーで5週間一緒にやっていくんだなと、始まりにワクワクして初日が過ぎていきました。

その後も日々、映像制作の基本的な技術、構成の仕方などを教えてもらいながら、最終的には実際に自分たちの手で作品を作り上げるようになっていきました。プログラム全体を通して、映像制作の全体の流れを経験できるように構成されていたおかげだと思っています。

そして、完成させたのが別府で生まれたスキンケア商品の30秒CM動画です。映像を作り始めるときに、5人のそれぞれの役割分担をして始めたものの、良い映像を作りたいという気持ちが皆んな強くて、結局は全ての役割を行き来して、交換しあいながら制作を進めていきました。自分の役割だけを全うするという感じより、皆んなでより良いと思うものを出し合って、一緒に作りあげていく感じのチームに自然となっていきました。


CMで取り上げたい商品の販売店にメールでの依頼をするところから始まり、実際に撮影地に行ってみて、「どこがいいかな〜、これはどう?」など現場で話し合いながら撮影しました。5人それぞれの視点があって、アイデアが止まらず1つのシーンに何回撮るんだっていうくらい、素材撮りを続けるなんてこともありました。

同じ素材をそれぞれに編集した後、動画を持ち合って一緒に観てみると、1人ひとりの切り口や、気に入った動画の素材が異なっていたり、好みのBGMが違ったりで、同じ素材をもとに制作しているのに、全く違う動画になっていたのがとても面白かったです。それぞれの持つ個性を改めて実感しました。また、撮影方法に関してはカメラのセッティングや動かし方、撮影時の照明の調整まで、1つ1つがとても大切な要素であることを実感しました。シンプルなシーンでも、ありとあらゆる方法で撮ってみて、納得のいく映像が撮れるまで試行錯誤の日々が続きました。期間中は、常に頭が回っていたような感覚でした。チームとしては、それぞれの強みを発揮しながら、作品に取り組む姿勢を共有することが出来るようになっていて、チーム力がぐんと上がっているという感じがして、それは本当に嬉しい気づきでした。

最終的に1つの映像にまとめて、このプログラムが終わったあとの変化といえば、映画などを観る時に、撮影方法が気になったり、どんな意図でこのシーンを作品中に入れているのかなど、映像の見方が180度変わった事だと思います。

今回のSTEQQIでのインターンを通して、もちろん意見の違いや、撮影で思うように行かない部分なども沢山ありましたが、STEQQIの方たちの的確なアドバイスやサポートでプロジェクトの最終日を迎えることが出来ました。また、メンバーに出会えたことだけでなく、これまでそれぞれにやってきた活動に対して、改めて振り返ることが出来て、技術的にも、映像制作への思いも含めてより明確になった部分や、もっとこうなりたいなど、これからの目指すところが見つかったりと、大きな成長につながるとても貴重な経験になったと思っています。

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極みクリームは日本の大分県別府市にある岡本屋明礬温泉で誕生しました。天然明礬の「湯の花」を使用した、自然素材のみで作られた保湿クリームです。今回のプロジェクトに際して、極みクリームの使用を快諾くださった岡本屋様に感謝申し上げます。岡本屋と極みクリームの詳細はこちらのウェブサイトからご覧ください okamotoya.net